
二級ボイラー技士|合格後の手続き
二級ボイラー技士に合格したらやること
確認日:2026年10月18日(法令・厚生労働省・東京労働局の公式情報で確認)
最初に知っておくこと
- 合格しただけでは免許を受けられません。多くの人は「ボイラー実技講習(20時間)」を修了して条件を満たします。講習は試験の前でも後でも受けられます。
- 免状・免許試験に合格したあと、申請して受け取る「資格を持っている証明」です。用語集で詳しくの申請先は東京労働局 免許証発行センター(全国共通・郵送のみ)。手数料は収入印紙1,500円です。
- 申請の期限はなく、免許の更新もありません。
免許を受けるための条件
試験に合格したうえで、次のどれか1つに当てはまる必要があります(ボイラー及び圧力容器安全規則 第97条第3号イ)。
- ボイラー実技講習(20時間)を修了した(ボイラーの仕事の経験がない人は、ふつうはこれ)
- ボイラーの取扱いについて6か月以上の実地修習を経た
- 大学・高専・高校などでボイラーに関する学科を修めて卒業し、3か月以上の実地修習を経た
- ボイラー取扱技能講習を修了し、その後4か月以上、小規模なボイラーを取り扱った
- そのほか厚生労働大臣が定める人
ボイラー実技講習は、日本ボイラ協会の都道府県支部などが行っています。住んでいる場所に関係なく受講地を選べます。日程・受講料は支部ごとの案内で確認してください。
出典:ボイラー及び圧力容器安全規則 第97条(e-Gov)、東京労働局「免許の交付要件」、日本ボイラ協会「ボイラー実技講習」
免許の申請
- 1合格通知書を受け取る合格発表日に、受験したセンターから発送されます。免許申請書は労働局・労働基準監督署・安全衛生技術センターでもらえ、厚生労働省のサイトからも印刷できます。
- 2条件を満たすボイラー実技講習などを修了し、修了証(または実務経験の証明書)を用意します。
- 3収入印紙1,500円を貼る郵便局で買えます(労働局では売っていません)。消印はしません。
- 4簡易書留で送る送り先は東京労働局 免許証発行センター。窓口はありません。マイナポータルでの電子申請(手数料1,450円)もできます。
- 5免許証が届く書類に不備がなければ、受付からおおむね1か月以内に発送されます(1月と4〜5月上旬は混み合い、1か月を超えることがあります)。
- 申請先
- 東京労働局 免許証発行センター(〒108-0014 東京都港区芝5-35-2 安全衛生総合会館2階)。郵送のみ
- 手数料
- 収入印紙1,500円(電子申請は1,450円)
- 必要なもの
- 免許申請書・合格通知書の原本・写真1枚(横24mm×縦30mm)・本人確認書類・免許証送付用の封筒と切手・実技講習の修了証など条件を満たす証明
- 本人確認書類
- 顔写真付きなら1種類(運転免許証・マイナンバーカードなど)。健康保険証は使えません
- 期限
- なし(早めの申請がすすめられています)。18歳未満は交付されません
- 問い合わせ
- 免許証発行サポートダイヤル 0570-006-120(平日8:30〜17:15)
すでにほかの免許証(衛生管理者・クレーンなど)を持っている人は、その原本を付けると1枚の免許証にまとめて交付されます。
二級ボイラー技士でできる仕事(法律上の役割)
- ボイラーを取り扱える:小型ボイラーを除くボイラーの取扱いは、ボイラー技士の免許を持つ人でなければできません(同規則 第23条)。
- ボイラー取扱作業主任者ボイラーを扱う作業の責任者として、会社が選ぶ人です。用語集で詳しくになれる:二級は、取り扱うボイラーの伝熱面積の合計が25㎡未満の現場を担当できます(25㎡以上500㎡未満は一級以上、500㎡以上は特級。同規則 第24条)。
- 仕事をするときは免許証を携帯します(労働安全衛生法 第61条第3項)。
主な働き先は、ビル・ホテル・病院・工場の設備管理(ビルメンテナンス)、地域冷暖房、ボイラーを使う工場などです。
ボイラーなどの設備を運転する仕事をする人の平均年収は452万円(20代後半 439万円 → 35〜39歳 520万円)です(厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の「その他の定置・建設機械運転従事者」。資格を持つ人だけの年収ではありません)。年代別・都道府県別の年収を見る
次のステップ
よくある質問
- Q. 二級ボイラー技士の試験に合格すれば、すぐ免許をもらえますか?
- いいえ。合格に加えて、ボイラー実技講習(20時間)の修了、6か月以上の実地修習、ボイラー取扱技能講習の修了後4か月以上の取扱い経験などのいずれかが必要です(ボイラー及び圧力容器安全規則 第97条)。免許の申請のときに、その証明書類を付けます。
- Q. ボイラー実技講習は、試験の前と後のどちらに受けるのですか?
- どちらでも構いません。日本ボイラ協会は、試験の前に受けることも、合格した後に受けることもできると案内しています。講習は協会の都道府県支部ごとに行われ、住んでいる場所に関係なく受講地を選べます。
- Q. 合格してから何年たっても免許を申請できますか?
- 東京労働局の案内では、ボイラー溶接士を除き、免許申請の期限は決められていません(早めの申請がすすめられています)。免許の更新もありません。
- Q. 免許の申請は窓口に持って行けますか?
- 東京労働局 免許証発行センターに窓口はなく、簡易書留の郵送で申請します。2026年3月からはマイナポータルでの電子申請もできます。
- Q. 二級でどのくらいのボイラーを担当できますか?
- ボイラー取扱作業主任者として担当できるのは、取り扱うボイラーの伝熱面積の合計が25㎡未満の場合です。25㎡以上500㎡未満は一級以上、500㎡以上は特級が必要です(同規則 第24条)。
